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超臨界流体技術

新しい時代を担う超臨界流体技術

超臨界流体は、臨界温度および臨界圧力以上の状態にある高密度に圧縮された流体です。密度は液体に近いため、溶解特性に優れるとともに、粘度や拡散係数が気体に近いため、輸送特性に優れています。高圧技術の発展に伴い、さまざまな分野において、この「超臨界流体」という新しい流体への期待が高まっています。
特に、超臨界流体として自然界に存在する二酸化炭素や水を用いることにより、環境や人間にやさしい環境調和型技術として多方面から注目されています。
各種分野で新しい特性

解明される超臨界流体の特性

高圧技術の発展に伴い、各種計測機器も発展してきています。これまで、密閉された圧力容器の中の流体挙動を把握することは至難の業でした。高圧技術や計測技術を駆使することにより、次第に圧力容器の中の流体挙動が分かるようになってきました。
相平衡などのマクロ的な性質はもちろんのこと、各種スペクトルの測定技術が進展しつつある中で、超臨界流体場で行われる反応の追跡や溶液構造の解明など、各種分野で発現される超臨界流体の特性が明らかになってきています。

ますます広がる利用分野

超臨界流体技術は、1970年代に確立されたコーヒー豆の脱カフェイン技術以来、現在に至るまで様々な分野で利用・開発が進められています。当初は、ホップや香料の抽出など食品産業が中心でしたが、流体構造が解明され、理論が裏付けられるようになると、爆発的にその応用分野は広がりました。現在では、半導体・電子部品の洗浄や機能性微粒子の製造、有害廃棄物処理、化学合成など多岐にわたる分野で開発が進められています。

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